誰でも発症する恐れがあるうつ病|知識と理解を高めていこう

レディ

女性とうつ病の関係性

婦人

うつ病を発症した性別のデータを見てみると、男性よりもはるかに女性のうつ病患者が多いことが分かりました。なぜ、女性の方がうつ病を発症しやすいのでしょうか。それにはちゃんとした理由があります。まず1つ目に脳内伝達物質であるセロトニンの量が関係しています。脳内のセロトニンが減少することによって、うつ病を発症してしまうと言われているほど重要な物質となります。そんなセロトニンですが、女性は男性の半分くらいの量しか分泌されないことが分かりました。加えて、セロトニンを生成しているトリプトファンと呼ばれる物質が減少した場合に、女性はセロトニンを作る働きが男性よりも弱くなってしまうのです。このようなことがあるため、女性は男性よりもうつ病を発症しやすくなっているでしょう。次に女性特有の生理もうつ病と関係していると言われています。女性の身体は生理周期によって体内のホルモンバランスが変化していきますよね。生理前になると黄体ホルモンの分泌が増えてしまいます。このホルモンは不安感やイライラ、体調不良を引き起こしやすいホルモンとなっているでしょう。そのため、生理前になるとセロトニンの分泌も減少傾向になってしまいます。ホルモンバランスが変化する要因に妊娠があります。妊娠中はこの黄体ホルモンが多く分泌されてしまうでしょう。女性がうつ病を発症する時期として多いのが産後になります。こちらも妊娠出産を経験してホルモンバランスが乱れるのが原因で発症してしまいます。主に「マタニティーブルー」や「産後うつ」と呼ばれているでしょう。マタニティーブルーは出産後~2週間後に発症するのが特徴で、ゆっくりと休むことで確実に回復していくでしょう。産後うつは育児に関するストレスが蓄積されて発症することが多いです。マタニティーブルーは時間の経過とともに症状が良くなりますが、産後うつの場合は中々症状が収まりません。そのため、専門機関での治療が必要となるでしょう。

他にも女性は閉経を迎えてしまうと、今度は女性ホルモンの分泌が減少するのでうつ病になりやすいです。最初は更年期障害だと思っていて症状を放置してしまうと、重度のうつに発展してしまうこともあるので、細心の注意が必要になるでしょう。このように上記にあげたような理由で女性のうつ病が多いのです。ホルモンバランスや女性ホルモンの影響も関係していることを把握して、特に女性はうつ病に気を付けていきましょう。